一条工務店30坪平屋の家全体の収納スペースの間取りの考え方

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図面 一条工務店

こんにちは。玄米です。

本記事では前回に引き続き、私が一条工務店で建てた30坪の平屋間取りの考え方を紹介したいと思います。

図面は下記になります。

図面

前回の記事はこちら↓

主な構成は下記になります。本記事は黄下線部について記載しています。

  1. 4LDK(部屋4つ(夫部屋・妻部屋・子ども部屋×2)、LDK)
  2. ランドリールーム(洗濯兼・干し部屋)
  3. 玄関
  4. 廊下
  5. お風呂・洗面所
  6. トイレ
  7. 収納スペース

正直収納スペースですが、とても設計時に設置場所などかなり難航しました。

基本方針としては、基本的に新築時の収納スペースだけで完結(追加の収納キャビネット等のグッズは買わない)という方針の元、可能な限り収納スペースを確保するできるように設計しました。

収納スペースについては悩まれる方も多いため、各部屋毎に説明していきたいと思いますので、是非ともご参考いただけたら幸いです。

夫部屋の洋室(3)4.5帖 / 子ども部屋洋室&洋室(2)の収納スペース

まず私(夫部屋)の洋室(3)4.5帖の収納ですが、こちらは一条工務店の標準の選択肢から選ぶ物を選択していません。

1つの部屋(納戸(3))を収納として図面上3マス分設けました。“Q-CTV-90/P”は標準品で、洋服ハンガーと棚板が一体化したものとなっております。

下記が実際に収納参考画像になります。

収納

収納

収納

この設定をした理由ですが、一条工務店の標準品の棚は選択肢が多い割に、自由度がなかったからです。

また私自身が物・服が多いのとタンスによる服の出し入れをあまりしたくなくハンガーだけで完結點せたかったというのもあります。

こちらの設定にすることで、棚板に重さを気にせず、標準品の棚より奥行きがあるため、コンテナや大きな箱を置くことができます。

下部はフリースペースなので、自分の好きにアレンジすることが可能になります。おかげでTシャツやパンツ等の全ての服をハンガーに掛けることが可能になります。

またこの収納スペースは図面上部屋として仕切られます。

従って、収納スペースの壁紙も選ぶことができます。

そして、他の部屋同様に、吊り下げ扉になるため、部屋と収納スペースの間にフローリングに仕切りが発生しません。※扉固定用のマグネットは付きます。

こちらの収納は、図面上2マス分は子ども部屋の洋室と洋室(2)にも採用しております。2マスなので、“Q-CTV-60/P”を採用しています。

妻部屋の主寝室の収納スペース

妻部屋の主寝室ですが、収納は標準品の“押入れB(6020)”を採用しております。

こちらを採用した理由としては、妻の意志として自分物が多くないからというのと、子供と寝るため布団をおけるスペースを確保したかったという点です。

しかし実際に住んでみてわかりましたが、標準の押し入れは思ったより多く物が入らないです。

そして私の部屋(夫部屋)と同様の収納設定にしても、布団のスペースシングル×2+子ども用布団を置くスペースは全然確保できることがわかりました。

こちらの収納については、後悔ポイントの1つとなっております。

玄関の土間収納スペース

次に玄関の土間収納ですが、子ども部屋の洋室と洋室(2)と同様の2マス設定で、“Q-CTV-60/P”(奥行きがある棚とハンガー)を設定しております。

こちらは外出先からの匂いを家の中に持ち込まないように、アウター・コート等帰宅時にかけています。

ナノイーも設置しているため、扉を閉めることにより消臭効果が向上します。

前述で他の部屋と同様の棚付きハンガーのため、上の棚には季節物の置物(雛人形等…)を大きな箱の保管も可能です。

また、小さなキャビネットも置くことができ、蜘蛛の巣ジェットや、除草剤等の外に関連する消耗品も集約させることができます。

リビング・キッチンの収納スペース

リビングの収納ですが、食器はカップボードと、キッチン棚収納で事足ります。

家電収納(電子レンジ等)としては自在棚を設定しています。

こちらはコスパが良い(2019年当時¥20200)のと、今後の家電の大きさ等変更になった時に棚位置を替えることで、家電サイズに合わせて調節ができる点です。

ここまでは良いのですが、問題は生活用品の収納です。

正直建築時点では、どういうものを置くかなどもイメージが湧かなかったので、当時は可能な限り自由に組み合わすことができるよう、パントリーの標準品を設定“SQP-30B”あと”押入れZ”設定し、その中に”自在棚設定”で住んでから調節できるようにしました。

また、キッチンをワイドタイプにしたので、向かい側の収納も2つ付いています。

ワイドカウンターの方が高さがあるため、ステップカウンターより収納力が自然と上がります。

とくにステップカウンターにこだわりが無い方は、ワイドカウンターでの採用をすることをおすすめします。

ランドリールーム・洗面所の収納スペース

ランドリールームの収納ですが、こちらも洗剤以外に何を置くか迷っていたので、自在棚設計をして、洗剤の予備以外にも掃除用具等を集約しています。

次に洗面所ですがこちらの収納も潤沢のため、アメニティ・パジャマ・下着・化粧品・お風呂の掃除用品等全て集約しておりますが、未だに余裕があります。

上部の棚には何も入っていない状態です。

ただ、洗面台の収納スペースは、洗剤・シャンプー等の消耗品安い時に一気にまとめ買いされる方には、特に活用できる収納スペースと考えるため、現在余らせていても有効活用する術は無限にあると考えます。

まとめ

収納についての考え方まとめについては、下記になります。

  • 部屋の収納スペースは図面2マス~3マス以上確保し、その部屋にQ-CTV-**/Pを採用する。(自由度が高いかつ、収納力が高い部屋ができる。)
  • 一条標準の押し入れユニットは、部屋での採用はオススメしない。(思ったより奥行きが無い)
  • 土間収納採用する際は、Q-CTV-**/Pを採用する。(ハンガー上部の棚に物を置くことが可能)
  • 部屋以外の収納スペースに具体的な構想がない場合は、自在棚を採用する。(コスパが良い。家具・家電・収納家具に合わせて、棚板調節が可能。)
  • 自在棚を目隠ししたい場合は、押入れZの中に採用する(収納を見せたくない人向け対応)
  • キッチンはワイドカウンターにより収納能力アップ(スリムカウンターは収納なし。ステップカウンターは収納能力減)
  • 洗面台は設置スペースが許す限り最大減の収納スペースを確保(消耗品の買い溜めスペースに最適)

収納だけでボリュームなまとめになりましたが、その分考え抜いた結果と感じています。

この収納設計により今後の生活の変化等により、収納の仕方を変える事があっても、柔軟に対応可能と考えます。

従って、我が家は、収納スペースの自由化を実現できたと考えています。

本記事より、収納スペースについての考え方等を家造りの一つの考え方として参考にしていただけたら幸いです。

本記事は以上になります!

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